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基本的な用語

◎アマチュア無線局(アマチュア局、無線局)
無線設備および無線設備を操作する者の総称
・宇宙局:宇宙に開設する無線局
・人工衛星局:人工衛星上に開設される無線局
・地球局:宇宙局と通信を行う地上に開設する無線局

 地上局は アンテナ、通信機、追尾装置、地上局の機器を操作しデータを保存するためのコンピュータ で構成されている。地上局はキューブサットにコマンドを送信し、衛星からのテレメトリ (ハウスキーピング)データとミッションデータを受信するために使用される。テレメトリデ ータは衛星の状態を監視し衛星運用の計画を作成するために使用される。

◎キューブサット
キューブサットは標準的なユニットの立方体で構成される小型衛星の一種である。1 つの キューブサットのユニット(U)は 100×100×100[mm]であり、最小の 1U キューブサットは、 質量が 1.33kg 未満の非常に小さな衛星

◎アマチュア衛星(サテライト)通信
 人工衛星に開設されたアマチュア局を利用する通信方法。国際宇宙ステーション(ISS)上のアマチュア局との通信もアマチュア衛星通信。ほとんどの場合、UHF、VHF帯を使用するためアンテナが小さくてもいいため、衛星が可視範囲内にあればマンションのベランダからも交信が可能。

電波関連

◎変調方式
・FM
音がクリアに聞こえる。デメリットは周波数の幅を広く使うこと。
28MHz以上のアマチュア周波数帯で使用され、特に144MHz、430MHz帯でよく使われる。

・AM
現在あまり使われていないが、AMラジオと同様の方式で主に50MHz帯で運用されている。

・SSB
FM、AMと比べて周波数の幅をとらずに通信ができる。FM、AMより遠くと交信できるためアマチュア無線で広く使われている。

・CW
モールス符号を使い1文字ずつ符号を送るため時間がかかるが、少ない送信出力で遠くの局と交信できるため、根強い人気がある。運用には、第3級アマチュア無線技士以上の資格が必要になる。

◎HF帯(High Frequency)
短波帯のこと。上空の電離層の反射を利用して遠くの地域と交信が可能になる。電離層は太陽の活動と連動して季節や時間帯によってその密度が変化し、通信に適した周波数も変化する。

◎VHF帯(Very High Frequency)、UHF帯(Ultra High Frequency)
HF帯より高い周波数帯で、電離層を突き抜け、宇宙まで届く。

◎UART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)
シリアル通信を行うためのデバイス・あるいは規格

部品関連

◎TNC(Terminal Node Controller)
アマチュア無線でディジタル通信(パケット通信)を行なう時に用いる装置で、パソコン通信のモデムに相当する。

◎ローテータ(Rotater)
人工衛星は地上局に対して毎日異なる軌道を描いて上空を通過する。その衛星にアンテナを向けるためにアンテナを回転させる装置。

ミッション関連

◎QSLカード
 アマチュア無線で交信の際にQSLカードという交信証明書を交換する(必須ではない)。コレクションを楽しむ。QSLカードの交換は直接でもできるが、JARL(日本アマチュア無線連盟)のQSLカード転送サービスを利用する方法が一般的。双方ともJARLの会員のとき転送サービスが利用可能